司法書士の年収は低い? 独立開業と勤務司法書士の収入。
どうも限界司法書士のあなをです。
いや~月末が近づいてきましたね。
あなをは連日の疲労が溜まり、今朝肩を痛めました(尚、因果関係は不明)。
さて、みなさんは「司法書士」という職業に何を求めますか?
社会的地位? 働き方? それとも収入?
”やりがい”のような夢のある話をしても良いのですが、僕は限界司法書士なので
今日は年収に関するリアルな話をしようと思います。
特にこれから資格取得を目指す方や、
目指すか迷っている方は
合格率3%の難関資格に挑むなら、もちろんそれなりに稼げる見込みがないと割に合わない…
と思いますよね。
収入の良し悪しはモチベーションにも繋がりますから。
ただ、そうお考えのみなさんに悲報です。
ズバリ
司法書士はそこまで稼げません。
何千時間と勉強して資格を取っても、何千万と稼げる資格ではないんです。
(人による、という意見はさておき)
と言っても、まったく希望がないわけではないので
今日は司法書士の年収についてまとめてみました。
大前提。司法書士の働き方は2パターンある!
まずは知らない方に向けて司法書士の働き方の話から。
既にご存知の方もいるかもしれませんが
司法書士には独立開業する方と、個人事務所や法人に勤める勤務司法書士の2タイプが存在します。
独立開業よりも組織の一員としてチームで働くことが好きだったり、そもそも独立を考えていない方や、独立に向けて経験を積みたい方は勤務司法書士として。
営業力に自信があったり、自分のペースで働きたい、自分の事務所を持ちたい、という方は独立開業でそれぞれ活躍しています。
ちなみにあなをは独立を考えていますが、今は勤務司法書士として修業中。
勤務司法書士の年収はピンキリ。
ここで年収の話に戻しますが、
勤務司法書士はいわゆるサラリーマンなので年収もある程度決まっていますし、
伸びしろもそこまでないのが悲しい現実。
どんなに稼いでも、年収500万~700万くらいかな。
1,000万以上稼ぐ勤務司法書士は自分の知るかぎりでは聞いたことないです。
個人事務所や、大手以外の法人であれば年収350万~500万ほどの事務所もザラだと思います。
なので司法書士資格を取って収入UPしたい!とお考えの方に勤務司法書士はあまりオススメできません。。。
独立開業で年収の天井が消える。
一方で独立開業すると稼ぐも稼がないも自分次第。
要するに年収の概念が消えます。
「司法書士資格で高収入を目指す」ことに重きを置くのであれば、
思い切って独立開業するほうが良いかと。
正直僕はまだ独立していないので自分の経験談からお話することはできないのですが・・・
独立開業した先輩や、同期に話を聞いた感じだと
結構バラつきがある感じでした。
ただ、食っていけない! という話は今のところ聞いたことが無いですね。
起業家やフリーランスに比べると、司法書士の独立は低リスク。
資格の強みはやっぱりここ!
その資格を持つ者でなければ出来ない仕事があります。
いわゆる独占業務というやつですね。
だから例えば
「会社員として働くのが苦手だから、起業したい」
或いは
「フリーランスとして自由に働きたい」
と考える人がその道に進むと、一定のリスクが伴うのはたしか。
事業が軌道に乗るかどうか、フリーになって仕事が取れるかどうか…
それってなかなかいばらの道だと思うんですよね。
一方で、司法書士の独立は“全くリスクがない”とは言いませんが
その資格を持つ人だけが出来る仕事に対して、常に一定の需要があります。
その安心感こそ司法書士の魅力と言っていいのでは?
もちろん、仕事を得るためには営業活動も必要になりますが
開業資金を踏まえても独立によって大きなダメージを受ける事はないと思います。
幸い、弁護士や税理士に比べればそこまで人気職ではないので
ライバルも少なくて済みますww
詳しくは動画をみてね
先日更新した動画内でも年収のことについて(あなをの年収なんかも)詳しく話してます!
もしよかったら観ていってください!そりではまた!